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肩甲骨機能をフォースカップルから考える
はじめに 肩関節は、人体の中で最も可動域が広い関節であると同時に、解剖学的に非常に不安定な構造をしています 。 この自由度と安定性という相反する要素を両立させているのが、複数の筋肉が互いに打ち消し合い、協力し合うフォースカップル(偶力)というメカニズムです。 この記事では、臨床や運動指導で活かせる肩甲骨のフォースカップルのメカニズムから機能不全の影響について解説します。 フォースカップル(Force Couple)とは? 2つ以上の筋がそれぞれ異なる方向に力を発揮しながらも、結果として同じ回転方向の動きを生み出す相互作用のことです[ 1 ]。 肩関節複合体においては、主に以下の3つのフォースカップルが重要とされています[ 2 ]。 三角筋と回旋筋腱板のフォースカップル(前額面) 肩関節で最も大きなトルクを生み出す組み合わせであり、腕の挙上において中心的な役割を果たします。 三角筋の作用:腕を挙上する際、上腕骨頭に対して上方および外側への力を生み出します。 回旋筋腱板(棘下筋、小円筋、肩甲下筋)の作用:三角筋の上方への力に対抗して、下方および内側へ
読了時間: 6分


運動指導だけでは足りない:フィットネス分野で活動するトレーナーが社会に貢献するために必要なこと
運動指導だけで十分ですか?トレーナーが直面する4つの課題(エビデンス・教育・役割・地位)を研究に基づき解説。医療職との適切な連携や、社会に貢献できる専門家として信頼を得るための重要な視点をまとめました。
読了時間: 9分


【2026年版】ACSM最新トレンドから読み解く、トレーナー・セラピストに求められる「価値」とは?
2026年のACSMフィットネス最新トレンドを基に、今後求められる専門性の価値を解説。最新エビデンスと技術を融合させ、クライアントから選ばれ続けるトレーナー・セラピストへのヒントを探ります。
読了時間: 8分


患者やクライアントの主体性を引き出すカウンセリングとは?:明日から使える3つの基本テクニック
患者やクライアントの行動変容には、「正しい知識」より「聞く技術」が不可欠です。この記事では、リハビリや運動指導で最も重要な「主体性を引き出すカウンセリング」に焦点を当て、EBP(根拠に基づく実践)の核となる患者の価値観を引き出す具体的な3つの基本テクニックについて解説。明日から臨床現場で即使える実践的なアプローチを学び、信頼関係を深め、成果を最大化するためのコミュニケーションスキルを理解しましょう。
読了時間: 8分


集客に悩むトレーナー・セラピストが実践すべき10のこと。
この記事では集客に悩むトレーナー・セラピスト向けに、高額な広告に頼らず、誰でも実践できる10の具体的な集客改善ステップを解説しています。高額な広告なしで集客問題を解決!トレーナー・セラピスト向けに、集客の課題を明確にし、次に取るべき行動がわかる具体的な10ステップを解説します。自己分析、競合リサーチ、選ばれる理由を見つけ、専門性を際立たせるための実践的なヒントを提供します。
読了時間: 8分


肋骨を手で掴んで胸椎を回旋させるストレッチ
胸椎の可動域改善に効果的なストレッチエクササイズ(Rib grab/リブグラブ)を紹介。肩こり・腰痛の予防やスポーツパフォーマンス向上にも役立つ胸椎の可動性を向上させるモビリティエクササイズ。
読了時間: 2分


運動指導に活かせるエクササイズ変数の設定と処方のヒント
この記事では、運動指導で効果的なエクササイズ処方を行うために重要な「定数」と「変数」の考え方を、スクワットを例に解説している。スクワットという種目そのものは定数であり、回数・セット数・テンポ・可動域などは目的に応じて調整できる変数にあたる。現場ではまず自重スクワットを正しいフォームで実施できることが最優先であり、フォームが不十分な場合や負荷を扱いにくい対象者には、重量を使わずテンポ、動作幅、バランス要求度などを調整して難易度を段階的に変える方法が有効である。これらの変数を工夫することで、トレーナーやセラピストは対象者に合わせた安全で効果的な運動処方を提供できることをわかりやすく示している。
読了時間: 5分


動きの「質」の評価を再考する:傷害のリスクから、効果的なエクササイズ処方の指針へ
この記事は、FMSなどの動作評価ツールを傷害予測に使うことの限界を指摘し、その真の価値を「安全で効果的なエクササイズ処方の指針」として再定義しています。傷害は多因子的な現象であり、動作評価のスコアとケガの発生には明確な因果関係がないため、「傷害予測スクリーン」という考え方は誤解を招きます。動作評価は、クライアントの「現在地」を把握し、安全性を確保しながらトレーニングを進めるためのガイドとして活用すべきです。具体的には、基本動作の評価から機能不全を特定し、原因の仮説立て、修正エクササイズの選択・指導、そして再評価と段階的なプログレッション(進展)という実践的な5つのステップを紹介しています。感覚的な評価ではなく、体系化された評価を行うことで、客観的な意思決定と指導の精度向上につながると結論づけています。
読了時間: 9分
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