この記事では、運動指導で効果的なエクササイズ処方を行うために重要な「定数」と「変数」の考え方を、スクワットを例に解説している。スクワットという種目そのものは定数であり、回数・セット数・テンポ・可動域などは目的に応じて調整できる変数にあたる。現場ではまず自重スクワットを正しいフォームで実施できることが最優先であり、フォームが不十分な場合や負荷を扱いにくい対象者には、重量を使わずテンポ、動作幅、バランス要求度などを調整して難易度を段階的に変える方法が有効である。これらの変数を工夫することで、トレーナーやセラピストは対象者に合わせた安全で効果的な運動処方を提供できることをわかりやすく示している。