機能的アプローチの限界を感じた時に出会った本です
新人時代、17年ほど前に出会った一冊です。
理学療法士になったばかりの頃、最初の職場で受けた教育は「膝の疾患は膝を診る」でした。
その影響で、私は局所解剖と評価をとにかく徹底して学びました。振り返れば、あの時期が今の私の土台になっています。
ただ臨床を重ねるうちに、局所だけでは説明のつかない症例に必ずぶつかりました。これが私にとっての第一の壁でした。
次に出会ったのが「全身を診る」という考え方です。
正直に言うと、当時の私は遠隔部からのアプローチにカッコ良さを感じていました。何でもかんでも足部から攻める、みたいな時期です。今思い返すと少し気恥ずかしいのですが、あれはあれで必要な経験でした。
そして局所も全身も診られるようになったつもりでいた頃、身体的アプローチだけでは一向に改善しない方に出会います。それが第二の壁です。
その時期に手に取ったのが、この「スポーツ選手のための心身調律プログラム」でした。
心と身体を切り離さずに整えるという視点は、当時の私には持ち合わせていなかったものだったので衝撃を覚えました。
そこから心理的アプローチやspineダイナミックス療法に進み、自律神経の世界にのめり込んでいきました。内臓アプローチ、AK、オステオパシー、クラニオ、鍼灸と、今振り返れば完全に迷走していた数年間です。
ただ、あの迷走があったからこそ、痛みや動きにくさを身体だけの問題として見ない癖がつきました。
後になって生物心理社会モデルという言葉と出会い、自分が遠回りしながら辿り着いた考え方にはすでに名前が付いていたんだ、と腑に落ちたのを覚えています。
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白石さん、ありがとうございます!
若い時期は色々迷走しますよね。僕も人生悩みまくって精神世界の本を読んだり古武術の本を読んだりしていました。😀
引き続き、色んなジャンルの本を読んでいきますので教えてください🙌